26.一階の明るいリビングに戻りました
26.玄関の重厚なサクラの木のドアを開いて、木の香りいっぱいの屋内を巡ってきました。
北海道産100%の無垢材を使用した「かたくりの里とうべつ『空』」のご感想はいかがですか?
エコで快適な生活を満喫していただくために、そこここに工夫があります。
ウッドデッキのわきには、雨水をためるタンクがそれぞれ設置してあります。
また実り多き豊かな菜園のために、入居者のみなさんと野菜づくりの講習会を行います。
「人にやさしく、環境に優しく、地球に優しい、ちょっぴり手間をかけた心ゆたかな暮らし方」を入居者のみなさんと共に楽しんでいけたらと思っています。
ヤマザクラ (八重)
ボケ ?
これは今年5月25日午前11時11分の大家の庭の様子です。
遅れぎみのヤエザクラの満開のなか、春の花から夏の花へ咲き継いでいくこの時期は、うっかりしていると見落としてしまいそうな可愛い花々たちがいっぱいです。
北海道でも見ることの珍しい種もあるので大切に育てていきたいと思っています。
ヤマブキ
エンレイソウ
クロユリ
ニリンソウ
25.トドマツの丸い柱
25.らせん階段を支えるのはトドマツの丸い柱です。もちろん柱も塗料の二度塗りで仕上げてあります。白い木肌はやさしい手触りです。
ひび割れが入っていますが、無垢材にとってはごく自然の成り行きですので心配しないでくださいね。構造物のあちこちの部材にひび割れが生じますが、構造物の強度にはまったく問題ありません。
新築一年目は、部材の割れる音が屋内に響くそうです。家も生きているという証ですので、驚かないでくださいね。
24.二階から降りる階段前
24.二階から降りる階段の上部には明かりとりの大きな窓がついています。
囲われた空間なのですが、窓や天井までない壁が圧迫感を感じさせません。
蹴込み板の張っていない螺旋階段は、二階と一階の窓からたっぷり入る光のおかげで隅々まで明るくよく見えます。
しっかりと手すりがついていて安心・安全ですが、階段の上がり降りにはどなたも注意はいつも大切です。
菜園の前のガーデンスペース
個々の菜園の前の共同コミュニティスペースのハーブガーデンも整地できました。
このガーデンにはハーブを植えて、実の生る低木を植えて、ベンチを置いて、芝生を敷いて、ぶどう棚をつくってなどなど夢いっぱいの計画を構想中です。
一度にすべてできませんが、みなさんのアイデアや意見をお聞きしてひとつずつ創り上げていきます。できあがっていく過程を楽しんでくださいね。
境界は茶色の通路
残雪の壁面とヤチブキ
5月5日の青山地区にはまだ至るところに雪が残っていました。
残雪の壁面をおにいさんが登っていきます。
ヤチブキの群生
目の覚める黄色・エゾノリュウキンカ
一般的にヤチブキと呼ばれていますが、正しい名称はエゾノリュウキンカ(蝦夷の立金花)、キンポウゲ科の多年草です。
春先の葉はやわらかく、ちょっとほろにがく「おひたし」にすると最高です。
群生の水芭蕉
匂い立つ水芭蕉
青山地区は、まさに自然の宝庫です。水芭蕉、エゾノリュウキンカ、かたくり、アイヌネギ、ウド、フキなどなど、見ても食べても楽しい宝の山です。
23.クローゼット内の換気システム
23.クローゼットの上部に設置されている換気システム。
横に伸びている筒の先端は屋外に出ていて、冬は湿気を含んだ空気を排気し、夏は室内にとどまっている熱気を排気します。
縦に伸びている筒は床下につながっています。冬はこの筒を通して暖気を床下に送り込み、アースチューブで取り込んだ新鮮な空気と混ざりキッチンのガラリをとおして一階に上がっていきます。
一階ではペレットストーブの熱と合流してスノコ板を通してまた二階へ上がっていきます。この循環が高機能な換気システムをつくり上げています。
システムの詳細は入居時に改めてご説明いたします。結露知らずの快適生活がおくれます。
22.北から南側を見とおすと
22.前回20.で見たちょうど逆の方向からふすまを外して見たところです。
明るい茶色のカラマツの柱、梁。やや白っぽい柔らかなストロープマツの床。帆立しっくいの淡いクリーム色の壁、そして白に近いベージュ色のふすまと天井の和紙。
職人の技に裏打ちされた日本家屋の伝統をふんだんに使い、最新の技術を取り入れた、冬は暖かく夏は涼しいぜいたくでエコなアパートができあがりました。