ちりめんでつくられた吊し雛
3月3日の桃の節供(せっく)・雛祭りは、平安の初めごろから行われるようになり、巳の祓い(みのはらい)と言って、人形(ひとがた)・形代(かたしろ)で身体をなで、身体のけがれを移して川や海に流したり、古い雛人形の損じたものや紙などで作った雛人形を流し一家の災厄を祓う意味も持っています。
北海道でも当別でも見たことはありませんが、「雛流し」は栃木県や鳥取地方に今でも残っている貴重な風俗です。
各地にいろいろな形の雛人形があります。
吊し雛には人形ばかりではなく、花・手毬・動物・植物などあらゆるものが丁寧にみごとな細かい手作業で作られています。
おみごと!! 吊し雛
雪の滑り台
2月11日・12日の「第29回あそ雪の広場」の雪まつりも晴天のうちに無事終了。
大きな雪の滑り台では子供たちがはしゃぎ、雪のステージでは玉入れ合戦や北海道医療大学生のよさこいソーラン等々に、参加者も観客もおおいに楽しんでいました。
11日の6時半ころから見事な冬の花火が約30分近く当別町の夜空を彩りました。
12日の晴天に誘われて86歳のおじいちゃん、83歳のあばあちゃん、おねえさん、番犬ななの3人と1匹で会場へ出かけました。
最近あまり散歩をしなくなったおじいちゃんが何と5000歩も無事に完歩しました。(びっくり)
当別町のビッグ・イベントの雪まつりも終わり、町内の雪をどんどん削りとって排雪しています。
このあと多分もうドカ雪は来ないものと願いつつ。
ふたりと1匹
2月11日の青空の下
今年は三連休の初日くらいにしか考えていなかった《建国記念の日》ですが、建国記念の日って?
戦前の紀元節:1872年(明治5)、神武天皇即位の日を設定して祝日としたもの。第二次世界大戦後廃止され、1966年に「建国記念の日」として復活。
2月11日、当別町は快晴。
未来の日本を担うたのもしい若者たちが新年度に当別町に集まってきます。
本年4月から北海道医療大学に通学される新入生の方も決まりました。
道内各地からまた東北、南は九州からの学生さんで久々ににぎやかな新年度になりそうです。
この青空の下、新鮮な空気、雪が解けたら緑のまっただなかの当別町です。
みなさ~ん お待ちしていますよ。
北海道医療大学 全景
二羽のアカゲラ(下の方) ちょっとわかりにくくてごめんなさい
2月3日今日は節分、明日は立春です。
雪深い当別町でも、小鳥たちの世界ではすでに恋の季節(春)が始まっています。
1月の中ごろの少し日ざしが暖かくなったころから小鳥たちの鳴き声が変わってきています。
「囀(さえず)り」は歳時記では春の季語となっています。春の繁殖期に雄鳥がしきりに鳴くことを言います。
このところ窓辺に来る雀も公園や街路樹のシジュウカラやヒヨドリたちもなんとも熱くむつまじく鳴き交わしているのです。
厳寒期とはまったく違う鳴き声なのですぐにわかります。それに大体がペアーで枝から枝に移って戯れています。
ちょっと耳を澄まして鳥の鳴き声に耳を傾けてみませんか。
こんなところにも「春」を感じますよ。
当別町の歩道と車道の間の雪の壁
これは石川県出身の物理学者・中谷宇吉郎(1900-1962)の有名な言葉です。
1925年東京大学物理学科を卒業後欧米に留学、1930年北海道大学へ。低温物理学の権威。北大構内にある常時低温研究室で1936年世界で初めて人工雪結晶をつくることに成功。
雪の結晶は、六方晶系に属しその時の気温・水蒸気の量によっていろいろな外形のものができます。
平板正規六花形のものが普通ですが、針状、角柱、鼓形のものも多く、まれには十二花のものもあります。雪の結晶は二つとして同じ形のものはありません。
雪のことを、雪の花、六花(むつのはな)、雪華(せっか)とも言います。
・むまそうな (うまそうな) 雪がふうはりふはりかな 一茶
・雪の野のふたりの人はつひにあふ 山口青邨
・雪降れり時間の束の降るごとく 石田波郷
毎日毎日これでもかと降る憎まれものの雪ですが、結構ロマンチックなところもあります。
ちょっと見方を変えて眺めてみてください。
同日の駅前通り・正面が当別駅(南側)