ライラック
リラックスしたい時にはどんな音楽を聴くといいのでしょう。
1980年代から音楽の効果に着目してきた心療内科医の牧野真理子さんはこう話します。
基本的に好きな曲が一番。気分の安定には音の持つリラックス効果だけでなく、好みや慣れ、文化的背景も影響するからと。
軽いうつ病やうつ状態の患者さんに好きな曲を聴いてもらうと、聴いている時は手などの末梢皮膚温が上がって血行がよくなり、血圧や脈拍もやや低下、脳波にもリラックス効果が出たといいます。
健康な人も、朝はさわやかで元気な曲を、寝る前は落ちついた曲と、場面に合わせて聴きたい曲を流すと気分がよくなりますと。
特に好きな曲がない人は、鳥のさえずりや小川のせせらぎといった自然音とそれに合うメロディーを組み合わせたヒーリングミュージック(癒やし音楽)を使う方法もあるとのこと。専門の医師が監修したCDも人気だそうです。
私も小鳥のさえずり、小川のせせらぎ、アヴェマリアなど気分によって使い分けて聴いています。お試しください。
5月6日の庭のかたくり
7、8年前に庭に突然かたくりの花が一輪咲きました。誰も植えた記憶はありません。
まさしくこれは小鳥が落としていったものから芽が出たのです。
北海道にはあちこちにかたくりの群生地がありますが、ふやすのにはなかなか難しい植物です。
ことしはようやく数輪にふえました。
かたくり(片栗) ユリ科の多年草。古名、かたかご。北海道、本州中北部の山野や林に自生。
早春に双葉を出す。葉は厚く淡緑色で表面に紫斑がある。春早く長い花柄を出し赤紫色6弁の花を開く。花被片は外曲反転し、釣鐘状の花が下向きに咲く。
地下茎は多肉、白色棍棒状で澱粉を蓄える。
「もののふの八十(やそ)をとめ等が汲みまがふ寺井の上の堅香子(かたかご)の花 万葉集・大友家持
梅と桜と遠くに辛夷
気候がよくなると気持ちもうきうき。
この季節、早朝の公園は小鳥のさえずりであふれています。
ちょっと歩いてみませんか?
整備された道を歩くウォーキングとでこぼこ道を歩くハイキングでは歩き方が違います。
ハイキングの歩き方のコツは、「小またでベタ足で歩く」と日本登山医学会事務局長で了徳寺大学(千葉県)教授の増山茂さんは言います。
「大またにならないように気をつけながら、足の裏全体で地面を踏みしめる。
ウォーキングのように地面をつま先でけって前へ進もうとするのは避ける。ひざへの負担が大きい。
準備運動を十分に行い、足首を回し、ふくらはぎ、アキレス腱を伸ばす。
体が柔らかいと筋肉が衝撃を吸収しけがを防ぐ。
ハイキングでバランス感覚を鍛えておけば、普段の生活でも転倒などを防ぎやすくなる」と言っています。
ちょっと歩くだけで体も心もリフレッシュしますよ。
三色のコントラスト
ゴールデンウィークに入ってようやく気温が上がりはじめました。
例年に比べ寒さが長引き、一週間以上も花々の開花が遅れています。
連休に入ってようやくストーブをつけなくてもいい暖かさになりました。
暖かさに誘われ花々が開きだし我が家の庭もようやく庭らしくなってきました。
手前の白が水芭蕉、その奥の黄色がエゾノリュウキンカ(やちぶき)、そしてその奥の斜面の青色がエゾエンゴサクです。
みごとなコントラストです。
連休の後また寒さが戻ってきたので、これらの花々にとっては最適の気温です。
花々にとっても、私たちにとっても長い期間楽しめそうです。
プチプチに抱かれて
「気泡緩衝材」が米国で発明されて今年でちょうど50年。
輸送品や割れ物の緩衝に使われる化学製品。
軽くてかさばらず、荷物が透けて見えることから、古紙や厚紙にかわり緩衝材の主流に。
80年代、指先で気泡をつぶすのが「気分転換に役立つ」という評判が広まり、ストレス緩和の道具として知られるようになる。
90年代初め、米国の大学教授が心理学の研究テーマに選び聞き取り調査をした。
つぶす前と後で気持ちのイライラ度や平穏さがどの程度変化したかを細かく聞き取った結果。
①気分が落ちつき、疲労感がやわらぐ。
②3センチより9センチの気泡の方が大きな快感が得られる。
など確かめられ、カギは指先の触感にあることも解明できたと発表。
これを見つけると、やめられなくて結構プチプチしている人がいるのですよ。☆☆案外気分いいかも☆☆
おんこと福寿草
北海道では今年は4月になってもひんぱんに雪が降ったり、気温が上がらず桜の開花も遅れそうです。
北海道の4月の低温はそれほど驚くことではないのかもしれませんが、今年は東京から西は温かく東が異常に寒いようです。
当別町の庭もなかなか春の色がふえず、寒さで閑散としている感じです。
築山の真ん中の一位の樹の根本に福寿草が咲きました。
福寿草
福寿草はキンポウゲ科の多年草で自生しています。
縁起のいい名前と早春に葉に先立って黄金の花が開くので”新年”の季語になっています。
今年は気温が上がらないので、他の花が顔を出すまで長い期間楽しめそうです。
お菓子と賞状
大澤家では昔からおつかいものや行事があるときは、藤澤さんの”はまなす”と決まっていました。
”はまなす”は全国菓子博で大臣賞を受賞した銘菓で、中は黄身餡のやさしい舌ざわりと食感のあるおまんじゅうです。
包装紙には赤いはまなすが描かれていて、子どもの頃から印象深いお菓子のひとつでした。
社長のおすすめは”えぞわらび餅”で、これも全国菓子博で総裁賞を受賞したお菓子です。黄な粉にまみれたわらび餅の中に入っているクルミの歯ごたえが何ともいえません。おすすめ以前に人気ナンバーワンのお菓子だそうです。
和菓子だけではありません。洋菓子も地元産、道内産の材料にこだわり、ヘルシーで新しい感覚の豆乳クッキーや豆乳プリン、米粉と豆乳のシフォンケーキなどなど常に新しいものを求めて研究している姿がよく見えます。
お店に入るといつもショーケースばかり眺め迷いながらあれもこれもと買ってしまうのですが、今回改めて店内を見回すとなんと壁二面に賞状がびっしり。
創業者から現在3代目の50代の社長さんまで、いかに研さんを積んでおいしいお菓子をつくる努力をされてこられたか改めて気づかされました。
そしてなんと休日は1月1日のみ。土日はオープン時間が多少短くなりますが、ほとんど年中無休で開いているのです。
美味しいお菓子をいつでもどうぞという気持ちのあらわれだと思いました。
HPも充実していて、それぞれのお菓子の材料や成り立ちが、風味まで味わえそうな感覚で載っています。
ぜひ覗いてみてください。【当別町藤澤製菓】
愛車ファミリア
こんなところでハンドルがロックしてしまうの!?
出かける前に車を車庫から出し、車庫の横にエンジンを切りキーを抜いて停めておきました。
さて出かけようと、キーを差し込みましたが全く回らないのです。
スターターでエンジンは始動するのですが、ハンドルがロックされていてビクとも動きません。
何度もやっても同じなので、仕方なくJAFに携帯でTEL。
対応してくれた女性が「キーを差してハンドルを力いっぱい回してください」と指示してくれましたが、動かず。
「会員さんですから無料ですので、20分くらいでまいりますからお待ちください」 「はい、?????」
20分で当別町白樺町までどこから来てくれるのかしらと思案の間につなぎのお兄さんが到着。
お兄さんがキーに触れたか触れないかの5秒くらいでロックが解除されたのです。まるで魔法のように。
原因は、車を停めた位置がわずかに本当にわずかに傾斜していて、タイヤがわずかに右向きになっていてロックが働いたそうです。
それを解除するには、キーを回しながら力いっぱいハンドルをタイヤの向いている方へ回すのです。(この際は右側へ)
かなり力が要るので女性にはできない人もいるとのこと。
たった5秒のためにこのお兄さんはどこから天使のように飛んできてくれたのかと思うと、ありがたいやら申しわけないやら。
でもよくお聞きすると、当別町内で委託を受けた業者さんとわかりほっとしました。
知らないって本当に怖いですね。知らないことばかり……。
みなさんも車を停めるときには十分気をつけてくださいね。
-一件落着の巻-