おねえさん»菜園付きエコアパート かたくりの里とうべつ

落葉

美しくはらはら舞う落葉を見ていると、なぜか切なくこんな詩が頭に浮かびました。

紅葉のただ中に

紅葉のただ中に

『落葉』 

 秋の日の ヴォロンの ためいきの 身にしみて ひたぶるに うら悲し。

鐘のおとに 胸ふたぎ 色かへて 涙ぐむ 過ぎし日の おもひでや。

げにわれは うらぶれて ここかしこ さだめなく とび散らふ 落葉かな。

   ポール・ヴェルレーヌ (フランス)  上田 敏 訳

                           

「意心帰」shape of mind  白大理石 作:安田 侃

「意心帰」shape of mind 白大理石 作:安田 侃

お漬物のシーズン到来

ぶどう棚の干し大根

ぶどう棚の干し大根

毎年このシーズンになるとあばあちゃんははりきって漬物をつけます。

家族が多かったときは、粕漬け、べったら漬け、かぼちゃ漬け、にしん漬け、朝鮮漬けそして酢漬け。

材料は、大根、白菜、きゃべつ、かぶ、なす、きゅうり等々。

粕漬けが一番人気で、大根、白菜、かぶ、なす、きゅうりに、人参、セロリ、ヤーコンなどです。

おばあちゃんの漬ける漬物は最高!!!

おばあちゃんの秘伝を体得できず、頂くのが専門のおねえさんですが。

今年はひかえめにお願いしました。

キミノオンコ (黄実のオンコ)

キミノオンコ

キミノオンコ

黄色い実をつけるイチイ(オンコ)の樹を見たことがありますか?

札幌市中央区の知事公館の庭に隣接している「三岸好太郎美術館」の庭に1本あります。

ずうっと気になっていたので緑のセンターにお尋ねしてみました。

「品種名にキミノオンコとあるので誰かが交配などしてつくったものかと。その実を蒔いたとしても黄色い実のなるイチイに成長するとは限らない」と言われました。

が、黄実を数粒いただいてきました。

気長に「キミノオンコ」に育つか見ていようと思います。

一見普通のイチイの樹

一見普通のイチイの樹

当別町140年記念事業・報告第二弾

白樺町内会の協力の賜です

白樺町内会の協力の賜です

平成22年(2010年)は当別町の記念すべき年なので1月からいろいろな企画が試みられています。

お盆のお祭りの時には140発の花火が上がったり、散策ツアーや花いっぱい事業、白樺町で始めた「花を育てる会」もその一つです。

当別町の広報には特別企画として本町の歴史を「今昔物語」として毎月紹介しています。

1月:本町市街地、2月:消防、3月:太美市街地、4月:川と治水、5月:青山、6月:亜麻産業、7月:米づくり、8月:戦時の当別、9月:お祭り、行事、10月:阿蘇岩山、などなど広報によると12話まで予定しているそうです。

なかなか興味深い内容です。もしお手元にないようでしたら当別町広報広報係(℡0133-23-3069)までお問い合わせください。

ガウラが優しくゆれています

ガウラが優しくゆれています

当別町140年記念式典・10月10日に開催されました

宇和島市長を乗せた牛鬼

宇和島市長を乗せた牛鬼

当別が開拓から140年という歴史的記念すべき日を10月10日に迎えました。

当日は小雨の降る中、姉妹都市3市(レクサンド市・大崎市・宇和島市)から市長・市議会長はじめ市民の代表団数十名が参加。

3市の代表団と「牛鬼」の盛大なパレードは総勢550人。近隣市町村から首長や議会長の参集のもと式典(1500人参加)が執り行われました。

姉妹都市:スウェーデン王国ダーラナ州レクサンド市 昭和62年(1987)締結・宮城県大崎市 平成12年(2000)締結・愛媛県宇和島市 平成21年(2009)締結

宇和島の「牛鬼」がやってきた!!  牛鬼は体長5~6mの牛をかたどった竹組みの胴体に丸木で作られた長い首と恐ろしげな鬼の頭。剣をかたどった尻尾がついており、全身はシュロの毛または赤い布で覆われています。今回当別に来たのは赤い「牛鬼」さんでした。

長い首を打ち振りながら練り歩き、地元では家ごとに首を突っ込んで悪霊をはらうそうです。

北海道医療大学生30名が「牛鬼」をかつぎ、その後ろを当別中学校生が竹笛「ブーヤレ・かいふき」(竹ぼら)を吹き鳴らし行進しました。

阿蘇公園から本通り商店街を通って役場に到着した「牛鬼」ご一行をまたたくさんの町民が出迎えました。

牛鬼さんに悪霊をはらってもらい、当別町民やその場に集った人たちと次の150年、200年へと夢をつないでいけたら思いました。

当別町役場前で

当別町役場前で

浅草に行ってきました

秋の日の浅草寺

秋の日の浅草寺

東京に用事があり5年ぶりに上京しました。

秋晴れのいいお天気の中、用の合間に数人で東京の下町(浅草・深川など)めぐりをしました。

浅草の浅草寺は江戸の三大祭り(赤坂・赤坂山王祭り、神田・神田明神祭り、浅草・三社祭)の地。

仲見世を人波に押され食べ物の焼いたり煮たりする匂いの中を進みました。

立ち上るお香をおごそかに頭やからだに受け(頭がよくなるとか病気が治癒するとか)お参りしてきました。

境内の由緒正しきおみくじは、木筒の箱の穴から番号のついている串をふりだして吉兆を占います。

第六十五番末吉「はるにもならば またよきこともあるべしとなり」

春を待ちます。

お香にむせぶ善男善女

お香にむせぶ善男善女

人にも植物にも栄養は必須!!

ぷりぷりっの食べ頃です

ぷりぷりっの食べ頃です

大澤家には先代・三代吉おじいちゃん(昭和62年9月16日逝去89歳)の時代からのぶどうの樹があります。

数本は植え替えをして今に至っています。

数年前までは今のおじいちゃん(俊明)が年に一度欠かさず剪定をしていましたが、今はおねえさんの仕事です。

実はおねえさん、ぶどうは肥料をやらなくても秋には多少形は悪くても実をつけるものと思っていました。

ところが昨年いろいろな人の話を聞くとそうではないとわかり、秋には3要素(窒素・リン酸・カリ)の入ったコンポストをたっぷり根本におにいさんに入れてもらいました。

その結果、今年は見事なぶどうが成りました。お店に置いても遜色ない形と味です。

これがまた甘~いのです

これがまた甘~いのです

今までこんな形のいいぶどうは採れたことがなかったのです。感動しました。

気前よくあちこちにお裾分けしましたが、形のいいのは4~5割程度でした。

今年の夏はかなりの暑かったので全体量が少ないのは致し方ありません。

でもしっかり学びました!!

人にも植物にも栄養は必要だということを。

今年も収穫後にはたっぷりとコンポストを入れてあげようと思っています。 請う ご期待!!!

開拓者魂!!

ご満悦のおにいさん

ご満悦のおにいさん

三十数年来荒地となっていた元宅地跡を、昨年畑にしようとおにいさんが開拓の鍬(クワ)ならぬスコップを入れました。

ところがそこにはコンクリートの塊りや石ころがごろごろ、鉄くずやガラスなども。

それを丹念によけて、肥料まき、昨年初めて植えた枝豆は虫喰いだらけでさんざんでした。

そんな困難にも負けず挫折もせず、今年もスコップで耕し、肥料を入れ、種をまき、水をやり、草を取り、おにいさんは週末農夫となってせっせと枝豆を育てました。

9月18日収穫の時を迎えました。見事なぷりぷりの枝豆がびっしり。おばあちゃん、おねえさん、番犬のななちゃんの応援を得て収穫。

大鍋で4~5杯ゆであげました。冷えてからおじいちゃんも初参加で莢(さや)外しをしました。

今年はちょっぴり虫喰いはありましたが、形も味も量も上出来。

今まで何気なく食べていた枝豆も、農家の人の立場に立つと一粒たりとも粗末には扱えないと実感した収穫の一日でした。

ななの手も借りたい

ななの手も借りたい

大澤産業株式会社

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