9.キッチンのシンクの下の空間は分別ゴミ箱を置いたりさまざまな用途に対応できます。利用する方のアイディア次第で機能をより高めることができます。
床下収納庫は一升瓶を立てて収納できる深さがあります。
9.キッチンのシンクの下の空間は分別ゴミ箱を置いたりさまざまな用途に対応できます。利用する方のアイディア次第で機能をより高めることができます。
床下収納庫は一升瓶を立てて収納できる深さがあります。
8.リビングルームに入り正面は南向きの大きな窓、振り返える北側には明るいキッチンコーナーがあります。
キッチン台も棚もすべての木製の職人さん手作りです。木の柔らかさ、温かさに満ちた優しさあふれる空間になっています。もちろんこちらもリボス社の自然健康塗料を二度塗りしています。
しっくい壁の上部にある横板は「ピンボード」で、ピンや画鋲でいろいろなものを貼りつけることができます。
7.1階の天井の梁はカラマツです。1階の天井と2階の床板は1枚板厚さ3㎝のストローブマツでできています。リビングルームと螺旋階段の中心になっている2本の丸い太柱はトドマツです。
『空』の構造材はすべて北海道産の無垢の木でできています。無垢の木にドイツ・リボス製の自然健康塗料をすべて手作業で二度塗りしています。
柔らかい木肌なので、夏は素足でその感触を楽しんでいただきたいと思います。
6.これがペレットです。粒状ですが接着剤は一切使っていません。樹が本来持っている「リグニン」という成分で固まっています。燃焼後の灰は一日焚いても手のひらに載る程度の量しか出ません。春までためて菜園に撒くと土壌のためにもよく、一石二鳥の活用ができます。
ペレットを使うということは、前回にお話しした「地産地消」→「地材地消」ということで、地域の木材を地域で消費するということです。北海道の森林から生産される木材や木製品を道内で積極的に消費することで、その資金が還元されて、植林や間伐などの森林整備が行われ、健全な森林が育成されるという「いい循環」が起こるということです。
4.リビングルームに足を踏み入れると、南向きの大きな窓から降り注ぐ太陽の光が迎えてくれます。左側の出入り口から外のウッドデッキに出られ、その前にはそれぞれ約20㎡の菜園があります。夏には菜園からの採りたて野菜が食卓を彩り、冬にはペレットストーブの炎が心を優しく包んでくれます。
5.アパートには大変珍しいペレットストーブです。”地産地消”は食べ物だけではありません。エネルギーも地域から調達できるのです。バイオマスエネルギーの優等生・木製ペレット(木くずなどを圧縮して固めたもの)を活用したストーブで1台で、延べ床面積62.1㎡全体を暖めます。
2.玄関ドアは日本の木・サクラを使いました。向かって左側には多段の高さを変えられる靴入れがあります。
3.玄関からリビングルームへ抜けるドアはトドマツです。玄関に入ると樹の香りが漂います。
「かたくりの里とうべつ『空』」にたくさんの方から関心をもっていただき嬉しい限りです。当地に直接足を運んでくださったり、HPをご覧になって遠くからお問い合わせをいただきましてありがとうございます。
[フォトギャラリー]で『空』の建物内部を写真と文章でご説明しておりますが、文字が小さくやや読みにくいのでこちらで改めて順にご案内させていただきます。
1.新築エコアパート「かたくりの里とうべつ『空』」の西側の壁にサインボードを設置しました。真っ青な空をキャンパスに見立て、新しいコンセプトのエコアパートを描きました。
「かたくりの里とうべつ『空』」のペレットストーブの効果をデータでとらえ直す目的で、北海道工業大学 寒地環境エネルギーシステム研究所長の半澤 久 工学博士と連携して「集合住宅におけるペレットストーブの性能評価」を行います。
・評価指標として:①燃料消費量 ②燃料費 ③維持管理
・実測評価項目として:①2シーズンにおけるペレット燃料消費量 ②暖房時の室内環境実測
「かたくりの里とうべつ『空』」の4戸の室内それぞれ8ヶ所に5ヶ月間センサーを設置しデータを収集します。もちろん個々のプライバシーは完全に守られます。
ペレットストーブと200ミリのウッドファイバーの断熱材の効果がいかに現れるか、今まで実測されたことのない数値を解析していきます。
その結果をご期待ください!!