三十数年来荒地となっていた元宅地跡を、昨年畑にしようとおにいさんが開拓の鍬(クワ)ならぬスコップを入れました。
ところがそこにはコンクリートの塊りや石ころがごろごろ、鉄くずやガラスなども。
それを丹念によけて、肥料まき、昨年初めて植えた枝豆は虫喰いだらけでさんざんでした。
そんな困難にも負けず挫折もせず、今年もスコップで耕し、肥料を入れ、種をまき、水をやり、草を取り、おにいさんは週末農夫となってせっせと枝豆を育てました。
9月18日収穫の時を迎えました。見事なぷりぷりの枝豆がびっしり。おばあちゃん、おねえさん、番犬のななちゃんの応援を得て収穫。
大鍋で4~5杯ゆであげました。冷えてからおじいちゃんも初参加で莢(さや)外しをしました。
今年はちょっぴり虫喰いはありましたが、形も味も量も上出来。
今まで何気なく食べていた枝豆も、農家の人の立場に立つと一粒たりとも粗末には扱えないと実感した収穫の一日でした。