知人の “長唄 お弾き初め” 会にお招きされ行ってきました。
彼女は五十代になってから長唄を始めて今年で二十一年目とのこと。七十歳すぎてもお声もお肌も張りがあって、着物姿は背筋がしゃきっと伸びてとてもステキでした。一つのことを20年続けることのすばらしさを見せていただきました。
長唄は日本の音楽の一つで、三味線を伴奏に歌うものです。
一つの演目は大体10分から20分くらい。今回は大体6人構成の演目が多く3人が唄、3人が三味線で、座ったままで演じます。
あまり馴染みのない音楽でしたが、その声量や三味線のバチさばきには目を見張りどおしでした。
こういう日本古来の伝統芸能がもっと一般的に身近になればとつくづく思いました。
その夜、私も二十数年日本の古典文芸にかかわっていたことに気づきました。続けることの辛さは今も感じていますが、続けてきたことによって助けられたことの大きさは比べようもありません。
今年も何か新しいことを始めようかと考えています。20年続くかしら?!。