リラックスしたい時にはどんな音楽を聴くといいのでしょう。
1980年代から音楽の効果に着目してきた心療内科医の牧野真理子さんはこう話します。
基本的に好きな曲が一番。気分の安定には音の持つリラックス効果だけでなく、好みや慣れ、文化的背景も影響するからと。
軽いうつ病やうつ状態の患者さんに好きな曲を聴いてもらうと、聴いている時は手などの末梢皮膚温が上がって血行がよくなり、血圧や脈拍もやや低下、脳波にもリラックス効果が出たといいます。
健康な人も、朝はさわやかで元気な曲を、寝る前は落ちついた曲と、場面に合わせて聴きたい曲を流すと気分がよくなりますと。
特に好きな曲がない人は、鳥のさえずりや小川のせせらぎといった自然音とそれに合うメロディーを組み合わせたヒーリングミュージック(癒やし音楽)を使う方法もあるとのこと。専門の医師が監修したCDも人気だそうです。
私も小鳥のさえずり、小川のせせらぎ、アヴェマリアなど気分によって使い分けて聴いています。お試しください。