大澤家では昔からおつかいものや行事があるときは、藤澤さんの”はまなす”と決まっていました。
”はまなす”は全国菓子博で大臣賞を受賞した銘菓で、中は黄身餡のやさしい舌ざわりと食感のあるおまんじゅうです。
包装紙には赤いはまなすが描かれていて、子どもの頃から印象深いお菓子のひとつでした。
社長のおすすめは”えぞわらび餅”で、これも全国菓子博で総裁賞を受賞したお菓子です。黄な粉にまみれたわらび餅の中に入っているクルミの歯ごたえが何ともいえません。おすすめ以前に人気ナンバーワンのお菓子だそうです。
和菓子だけではありません。洋菓子も地元産、道内産の材料にこだわり、ヘルシーで新しい感覚の豆乳クッキーや豆乳プリン、米粉と豆乳のシフォンケーキなどなど常に新しいものを求めて研究している姿がよく見えます。
お店に入るといつもショーケースばかり眺め迷いながらあれもこれもと買ってしまうのですが、今回改めて店内を見回すとなんと壁二面に賞状がびっしり。
創業者から現在3代目の50代の社長さんまで、いかに研さんを積んでおいしいお菓子をつくる努力をされてこられたか改めて気づかされました。
そしてなんと休日は1月1日のみ。土日はオープン時間が多少短くなりますが、ほとんど年中無休で開いているのです。
美味しいお菓子をいつでもどうぞという気持ちのあらわれだと思いました。
HPも充実していて、それぞれのお菓子の材料や成り立ちが、風味まで味わえそうな感覚で載っています。
ぜひ覗いてみてください。【当別町藤澤製菓】