札幌では昨日3月15日が中学校の、そして3月1日は多くの公立高校の卒業式でした。
先日の新聞のコラムに「中学を卒業して45年たつが当時の校長の式辞が脳裏に焼きつけられている」こんな文章をみつけました。
「理由は簡単。極めて短く15歳の心に響く言葉だった。『求めよ、さらば与えられん』
やや胸を張り一言。注釈も一切なく卒業生に軽く会釈をして降壇した。
新約聖書マタイによる福音書の一節と後で知った。」
私たちは日頃どれだけたくさんの言葉を使って伝えようとしているのでしょうか。美辞麗句を並べても全く相手に届いていないことがあります。だからといって黙っていても相手には伝わりません。
たった一言でも相手の心に響く言葉を持てたらと切実に思う今日このごろです。